ハセヤンのあゆみ〜あるイソーローからみなカナディアンファーム〜
@ロケーションと活動内容
1982年ハセヤンは長野県八ヶ岳西麓、八ヶ岳中央農業実践大学校下側の森がカナダケベック州の風景に似ていることから、ここに根を下ろし、畑を耕し窯を作り、家を建て、金がなくても持てる限りの智恵と力を使って生活の基盤を作ろうと決意しました。
Aそして、自給自足を目指しながらも最低限の収入を得るため、英語教室や畑の農作物を朝市で売る生活を始めたのです
Bさらに土木作業、ダンプカーの運転、鉄工所、電気工事、等の出稼ぎに出かけ、お金を受け取る代わりに自宅建築の材料や道具・機械類・または人手を借りたりして、そうして得たたくさんの人々の協力に対して、また、自分が体を使ってその借りを返しに行くという、お金ではないやり取りを通して、地元との交流も深めていきました。
Cそのため、もの造り・農作業・建築などはオフシーズンの合間の仕事となり、ファーム内にあるアトリエ(僕がもともと美術専攻だったので、工作や絵のアトリエのつもりで作ったはずの部屋)と呼ばれる部屋なども、いつの間にかレストランのための雑貨品の物置となっています。

Dそんな中、夏のハイシーズンに近くのペンションビレッジのお客様に売っていた焼きとうもろこしが良く売れたのがきっかけで、料理が主な収入源となっていたので、カナディアンファームでは農のある生活を目指しながらもレストランが本業のようになっていったのです。

E今では、3450坪の土地と二反三畝の畑に二坪くらいの小屋8件、家5軒、天テレハウスがあり、庭にはハーブガーデン・野菜園、ガーデンレストランでは150〜200程度のウェディングパーティーが出来るような、心の和む独特の庭が出来上がりました。森のあちこちに、ツリーハウスやサウナ、五右衛門風呂・石窯・秘密基地があるので大人や子供の体験学習にも使えます。
Fクラフト市では80店舗の参加者が出店する森があり、ここでキャンプをすると、小川のせせらぎを聞きながら、いい夢を見ることが出来そう。ハセヤンの得意技は何といってもチェーンソーワーク。作業場には15台は並んでいて多すぎるくらい。

Gその他の大工道具も、何でこんなにあるのと思うほど揃っている。常に一軒や二軒が建つほどの資材置き場がファーム以外にもあり、まるで次の建築を待つ、古材バンクのよう。4トンユニック2台、0.3バックホー・ミニバックホーなどがあり、伐採・抜根は本職としている。
Hカナディアンファームは、田舎にあるため、お客さんの来ないオフシーズンが随分と長く、レストランが本業とは言え、それだけで生活することはとても出来ません。でも、これは僕たちの生活にとっては逆に都合の良いことなのです。
K今このライフスタイルそのものを見学に来る方が増えています。そこで、数年前からハセヤンのアドベンチャースクールとして、体験学習の受け入れや、海外からの少年キャンパーとともに過ごす、エコキャンプ、大人の隠れ家などのプログラム等を通して、多くの人に伝えても恥ずかしくない自然との関わり方も研究しています。
I冬には冬の、秋には秋の楽しみがあるからです。夏だけが忙しいことで、建築や農業・旅行が出来るのです。だから、僕たちの仕事を聞かれても、一言で言い表すことがいつも出来ません。これはコンセプトが定まっていないからではなく、生活のいろんなことを自分たちの手でこなしていきたい、ということがコンセプトになっているからです。
Lこのように、活動内容がいろいろになっているので、見学者やお客さんの目的も色々です。例えば、どっちの料理ショーを見てきた人はスモークサーモン・天才テレビ君を見た人は基地造り名人ハセヤンか天テレハウス・週間ポストならチキンバーベキュー・家庭画報ならケベック料理かハセパン・建築士や廃材王国の読者なら独特なハセヤン建築・パン屋さんなら石窯・ドゥーパを見た人ならかえでの樹かガレージ・

 

J分業化しないで、皆でいろいろなことをする・・・このライフスタイルこそこれから先に求められる永久持続型のライフスタイル「パーマカルチャー」的ライフスタイルなのです。
M自休自足を見てくるなら畑かハセパン・ご近所の別荘の人なら造園か家具を頼みに来る。どこかの工場長や社長なら看板造りを頼みに、PTAならソーセージ教室かパン教室、そしてなんと言っても多いのは心を休めながらグルメを楽しみたい人たちなのです。
Nファームではこれ以外にも茅野で薪を使ったキッチンストーブキッチン料理が楽しめるローカル向けレストランバー「かえでの樹」を夜12時まで営業。
Oまた、ファームには、旅好きハセヤンが海外で出会った外国人や有機農法に興味を持つウーファー(WWOOFer Willing Workers On Organic Farms)と呼ばれるボランティアの外国人などが滞在し、ここを訪れた人は、まるで自分がどこの国にいるのかわからないと言います
     


Pこの多様で面白い生活の主人公は、もちろん同居中のスタッフ一人一人です。この、全国各地から集まる仲間「居候」こそ、様々な目的を持ち、僕の暮らしを見つめ、アドバイスする先生なのです。
全てとは行きませんが、出来るだけ多くの仲間が納得できる生活を目指すことを目標としています。
Topへもどる   というわけで、このお話の続きは、イソーローの仕組みで